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NPO法人ツシマヤマネコを守る会は、絶滅の危機に瀕するツシマヤネコ(国内希少野生動植物種、絶滅危惧IA類)を守るために設立され民間団体です。

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海の向こうに釜山が

此処は国境の島、対馬。視界の良い日は50キロ先に隣の国、韓国の町並みも見えます。対馬は南北82㎞、東西18㎞の細長い島で、面積は佐渡、奄美大島に次ぐ日本で3番目に大きな島と言われる。全体の88%は山林で耕地面積の少ない島です。
平成16年3月、6町が合併し対馬市となりました。そのなかで上県町は島で2番目の面積になりますが、壱岐4町より広いと言えば、対馬の面積がわかりやすいかと思います。昭和35年には7万人弱いた人口は過疎化が進み、平成28年12月末現在30,534人と減り続けています。

 

遠い昔、対馬は大陸とつながっていたことから、ツシマヤマネコを始め本土では見られない大陸系の動植物が今も生息しています。以前のようには多く見られませんが、12月になるとオジロワシやオオワシなども飛来し越冬します。2月初旬には、鹿児島県出水で越冬したツルが北帰行の途中、一夜の休息のため田などに数百羽の群れで飛来し、鳴きながら旅立つ様は春の風物詩となっています。

また、5月の野鳥の渡りには多くの野鳥が飛来し、秋には数万羽のアカハラダカの渡りも観察できる自然豊かな島です。昔から大陸との交流もさかんに行われていたことから動植物だけでなく、貴重な文化財なども数多く残されています。

御嶽山

上県町の中央に、威風堂々とそびえる御嶽山。遠い昔から霊山として島内が以外の皆さんから今も崇められています。標高490mと高さでは対馬で10番目で高い山とは言えませんが、尾根は数キロも伸び、山としての風格は対馬一ではないでしょうか。尾根には、地元でイケンダン「池の段」とよばれる場所があり雨上がりは池も見られます。

この山を中心に、上対馬町三宇田から南は峰町までツシマヤマネコが生息しています。

危機に瀕するツシマヤマネコ

対馬には、野生のヤマネコであるツシマヤマネコが生息していますが、数は減少し、警戒心の強い動物です。山仕事をする人達でさえめったに見かけることはありません。。
今日では島の半分の面積にあたる下島では特に減少し、わずかな数しか生息してない状況です。
ツシマヤマネコは、1971年に国の天然記念物に指定されました。1994年3月に環境省から「絶滅の恐れのある野生動植物の種の保存に関する法律」に基づく保護対象種(希少種)の指定一号に認定され、さらに1998年にはレッドリストにおいて最も絶滅のおそれが高い種の一つ「絶滅危惧1A類(CR)」に指定されています。

ツシマヤマネコの特徴

ツシマヤマネコは胴長で短足、尾は太くて長く耳の裏にはトラなどに見られる虎耳状斑とよばれる白い斑紋があり、眉間から頭の裏へ白い縦縞があります。生まれたばかりの仔ネコでも一般のネコとはその違いがわかます。また、幼獣のころは普通のネコのように耳先がとがっていますが、成獣になるにつれ丸くなっています。啼き声も個体差はあるようですが、一般のネコに比べ声が濁っているように聞こえます(参考動画)。

また、ビデオカメラでも撮影していますが、給餌場所にミーと呼べばニャーと答える可愛い仔ネコがいました。イエネコと同じくらいの大きさで、頭胴長60~65センチ、尾長25~35センチぐらいですが、山村会長はもっと大きなヤマネコも見たことがあるそうです。

夜行性と言われますが、場所によってはで朝から夕方まで一日でも徘徊し、座っているときはほとんど寝ています。この様子を見ているとネコという漢字は「寝子」というのが本当ではと考えてしまいます。餌は主にネズミ類を食べているのが糞からわかりますが、鳥、魚、ヘビ、植物なども食べています。また、植物を食べるのは胃腸の調整のためと考えられますが、稲科の植物を丸飲みにしているのが糞から多く見られます。精悍でとても警戒心の強い動物です。

ヤマネコ

減少要因と考えられるもの

耕地面積の少ない対馬は、地域によっては殆どの山を尾根まで開墾し、麦、イモ、ソバなど穀物を栽培していました。このためヤマネコの餌となる小動物も多く、畑の岸にはカヤネズミの巣も多く見られました。コウライキジも昭和45年頃までは多く、島外から多くのハンターも来ていました。その頃から、日本の高度成長とともに耕作していた山の段畑は、人工林に変わっていきました。耕地面積の影響か猟師による乱獲かわかりませんが、多くいたコウライキジは減少し、本土からのハンターも見かけなくなりました。耕作していた段畑だけでなく、広葉樹などまで伐採され、山は人工林に変わりました。

このためヤマネコの餌となる小動物が少なくなり食物連鎖が起きたと考えられます。また道路もよくなったことで交通事故も増えてきました。特に親離れする11月から、餌を上手に捕れない亜成獣の事故が増えたようです。

環境問題だけを減少の対象に考えていましたが、環境庁(当時)で人工繁殖用に平成8年12月捕獲した雄のヤマネコが、ネコエイズに感染している事がわかりました。その後も平成12年12月、鶏小屋に入り保護した雄にも感染しているのが確認されました。イエネコなど検査の結果、エイズ等に感染した個体が予想以上に多い事もわかったため、イエネコの検査を徹底して行い、感染個体が見つかったら隔離飼育することにより、イエネコの感染個体も減少し、感染したヤマネコが見つかることはなくなりました。

■ ヤマネコ保護区

自然保護助成基金と日本ナショナル・トラスト協会の助成金(H22年度)により、新たに31,346㎡の保護区を取得。また、日本生態系協会がトラスト活動の一環で、6,577㎡を取得(住友信託銀行寄付金による)。保護区面積合計83,173㎡。

夏の保護区
夏の保護区

 

財)日本生態系協会によるトラスト運動も加わって設置されたヤマネコ保護区の看板
財)日本生態系協会によるトラスト運動も加わって設置されたヤマネコ保護区の看板
保護区の入り口にでたヤマネコ
保護区の入り口にでたヤマネコ

■ ヤマネコ保護区、寄付のお願い

守る会では、ヤマネコ保護区設置に向け、土地買い上げ費用を募っています。

■ 山村会長、ポストカード販売

山村会長が撮影したツシマヤマネコ等の写真ポストカード。売り上げはヤマネコ保護区の維持管理に使われます。

ソーシャルアクションリングオフィシャルサイト
みんなのソーシャルオピニオン

団体案内

山村会長
山村会長

ようこそ、「ツシマヤマネコを守る会」へ
対馬の各地に生息していたと言われたカワウソは、昭和30年代(?)に絶滅し、今度はツシマヤマネコが、昭和45年後半から減少しています。現在は、対馬の半分の面積にあたる南側では殆ど生息してない状況にあります。
ツシマヤマネコとの関わりをお話します。昭和47年11月だったと思います。その頃、亡き親父が椎茸栽培をしていました。その日は休日で、親父の手伝いに行っていた時のこと、時間は午後3時過ぎていたと思います。休憩していると何やら大きな動物の足音が尾根から沢へと下りて行きました。その時は、鹿だろうか人だろうかと話しました。その後、暫く働き家路にと山を下りていると、沢のほうでガッサと物音がしました。見るとトラのようなヤマネコが呆然と下の方を見て立ちすくんでいました。後ろにいる親父にヤマネコを指さしながら横の古木の陰に隠れ見ていました。数分後、ヤマネコは前の溝を斜めに渡り上に登って行きましたが、大木の陰に見えなくなるまでにいました。ヤマネコの前には溝があり、水が流れていたので、多分、水飲みに来ていたのだろうと親父と話しましたが、その時の事は今でも昨日のように、頭に焼き付いています(ヤマネコとの距離は30m)。この大きなヤマネコを見たことがきっかけとなっています。
その後、あのような大きなヤマネコは見たことはありません。現在、ツシマヤマネコが減少していますが原因は環境だと思います。島民も生活するうえで公共工事は避けて通れません。とは言っても何処でも開発ではなく、護るべき場所は守ってやらないと南側のように減少すれば、カワウソのように絶滅します。何か良い方法はないかと、会では土地を借り上げ、ヤマネコの餌が増えればと耕作もしています。保護区の買い上げにもナショナルトラストなどの女性を受けながら取り組んでいるところです。一人でも多くの皆様に賛同いただき、ご協力頂けるとツシマヤマネコも喜ぶと思います。
平成5年1月、「ツシマヤマネコを守る会」を十数名で結成し、現在は約350名の会になっています。また、平成19年4月からNPO法人化しています。皆様方の暖かいご支援も宜しくお願い申し上げます。

 

名 称 NPO法人ツシマヤマネコを守る会
所在地 〒817-1603長崎県対馬市上県町佐護西里2619番地

TEL/FAX: 0920-84-5100

E-mail: torayama@sky.tcctv.ne.jp

URL: http://www.sky.tcctv.ne.jp/torayama/

設立年月日 平成5(1993)年1月9日※法人格の取得は平成19年(2007)4月
正会員数  350名
賛助会員数  24名
定款 NPO法人ツシマヤマネコを守る会定款(139KB)

 

役員

会長 山村辰美
副会長 須川英之
理事 吉野吉廣
理事 糸瀬平和
理事 永留 浩
理事 瀧本清次
理事 居石美津子
理事 石橋友佳理
理事 羽根佳雄
監事 國分英俊
監事 越田雄史

会のあゆみ

1993 平成5
■「ツシマヤマネコを守る会」設立(1月9日)
■対馬ヤマネコシンポジウム実行委員会、「対馬ヤマネコシンポジウム」を開催。800名参加。パネルディスカッションに山村会長が登壇(5月16日、上県町町民体育館)
■山村会長、第9回長崎県地域文化賞受賞(11月19日)

1994 平成6
■山村会長、対馬教育事務所にて講演(1月28日)
■山村会長、対馬北警察署にて講演(2月22日)
■長崎県・対馬町総村組合、「ヤマネコアイランド『対馬』のつどい」を開催。山村会長が講演(9月10日:上県町福祉センター、9月11日:厳原中央公民館)にて講演。演題:ツシマヤマネコはなぜ減少したか?
■山村会長、上対馬高等学校にて講演(9月29日)

1995 平成7
■山村会長、「自由の森学園」修学旅行生45名に対して講演(5月30日、上対馬荘)
■ツシマヤマネコを守る会、「ヤマネコだより」発行(8月30日)

1996 平成8
■山村会長、データハウスより『ツシマヤマネコの百科』を出版
■ツシマヤマネコを守る会、首都圏報告会開催(2月10日、アルカディア市ヶ谷)。50名以上参加
■日本弁護士連合会対馬視察団に対して、山村会長が講演(4月20日、上対馬荘)
■日本弁護士連合会第39回人権擁護大会シンポジウムにおいて、山村会長が講演(10月24日、別府市)。同大会にて、「野生生物の保護を求める決議」が行われる
■ヒトと動物の関係学会、公開シンポジウム「野生動物と地域社会の関係~ツシマヤマネコの場合」を開催。山村会長が講演(10月27日、福岡市)

1997 平成9
■ツシマヤマネコを守る会、アムウェイ・ネーチャーセンター第8回「環境と自然保護への助成プログラム」からの助成を受ける

1998 平成10
■ツシマヤマネコを守る会、対馬6町にヤマネコの写真パネルを寄贈(1月14日)
■山村会長、対馬北警察署にて講演(7月21日)
■山村会長、長崎県南高来郡国見町(現雲仙市国見町)にて講演(9月22日)
■ツシマヤマネコを守る会、対馬下島で給餌事業を実施(9月より1年9ヶ月間)
■ツシマヤマネコを守る会、壱岐対馬国定公園指定30周年記念式典において、自然環境保護功労者賞を受賞(11月19日)

1999 平成11
■ツシマヤマネコを守る会、「つしましまおこしシンポジウム」にてヤマネコの写真パネルを出展(3月7日、上対馬公民館)

2000 平成12
■山村会長、対馬小中学校教育研究会にて講演(2月5日、峰町中央公民館)
■ツシマヤマネコを守る会、発信機装着や保護区の件等で環境庁に陳情(2月22日)
■ツシマヤマネコを守る会、生息地等保護区の設置が難航する(2年間中断)中、上県町佐護地区の民有林に所有者の協力(無償)を得て独自の「保護区」(323ha)を設ける(3月~2005年2月)
■ツシマヤマネコを守る会・対馬の自然と文化を守る会、保護区や国有林内にヤマネコの巣箱を設置し、ヤマネコの自然繁殖に試みる(3月12日)。飼育下繁殖事業が進む中、「まず島をヤマネコの住める環境に戻そう」という思いから実施
■ツシマヤマネコを守る会・対馬の自然と文化を守る会、ツシマヤマネコの石像を棹崎公園内に設置(4月27日)。制作は彫刻家の池田英貴氏
■ツシマヤマネコを守る会、「みどりの日」自然環境功労者環境庁長官表彰(保全活動部門)を受賞(4月29日)
■山村会長、平成12年度長崎県福祉事務所ブロック研修会にて講演(10月27日、合同庁舎)
■環境庁・長崎県、「ツシマヤマネコを語る集い」開催。パネルディスカッションに山村会長が登壇(11月3日、上県町そば道場)
■ツシマヤマネコを守る会、ヤマネコのルーツをたどるため、「智異山自然環境生態保存会」と野生動物連合代表・韓尚勲氏と合同で韓国・智異山国立公園で調査を実施。その際、日韓サッカーワールドカップのマスコットとしてヤマネコ採用に向けて協力することを申し合わせる(11月10日)
■山村会長、対馬中学校教育研究会理科部会にて講演(11月29日、久原)

2001 平成13
■山村会長、智異山単独調査(10月17日
■環境省・長崎県・対馬町村会、「日韓ヤマネコシンポジウム」開催。パネルディスカッションに山村会長が登壇(11月24日、上県町公民館)

2003 平成15
■ツシマヤマネコを守る会、上県町飼所の休耕農地70aでツシマヤマネコの餌づくり(畑づくり)を開始(6月)
■山村会長、上県町小学校教育研究会現地講習会にてレクチャー(7月31日)

2004 平成16
■ツシマヤマネコを守る会、到津の森公園でツシマヤマネコ写真展を開催(2~3月)
■環境省・長崎県・対馬市、市民シンポジウム「対馬もヤマネコも-ツシマヤマネコと地域の活性化-」開催。パネルディスカッションに山村会長が登壇(8月22日、対馬グランドホテル)
■ツシマヤマネコを守る会、財団法人日野自動車グリーンファンドより助成を受ける(12月)

2005 平成17
■山村会長、「第34回長崎県国公立幼稚園協会研究大会対馬大会」(主催:長崎県国公立幼稚園協会)にて講演(10月28日、久田小学校体育館)

2006 平成18
■ツシマヤマネコPVA実行委員会、「ツシマヤマネコ保全計画づくり国際ワークショップ」及び市民ワークショップ「対馬もヤマネコも-ツシマヤマネコと共生する地域社会を目指して-」開催。市民代表として山村会長が参加(1月9~11日、美津島文化会館)

2007 平成19
■NPO法人化(4月)
■ロゴマーク募集(7月1日~9月30日)
■ツシマヤマネコを守る会、対馬野生生物保護センター運営協議会より「ツシマヤマネコ保護功労者特別賞」を受賞(8月)

2008 平成20
■山村会長、井の頭自然文化園の「ツシマヤマネコ講演会」にて講演(2月23日、武蔵野市)
■山村会長、「希少野生動物人工繁殖研究会第16回会議」にて、希少動物人工繁殖研究会賞を受賞。「ツシマヤマネコの生息域内保全」と題して受賞講演(7月1日、北九州市)
■山村会長、日本弁護士連合会横浜弁護士会公害・環境問題委員会(弁護士13名)に対してレクチャー(7月5日、対馬野生生物保護センター)
■「里地里山保全再生全国フォーラムin越前」の第2分科会において、山村会長が事例発表(10月11~12日、越前市)
■ツシマヤマネコを守る会、パタゴニア日本支社「環境助成金プログラム」より助成を受ける(10月29日)
■「野生生物保護学会青年部会対馬エクスカーション」において、山村会長が事例発表(11月9日、上対馬荘)
■ツシマヤマネコを守る会、大成建設「自然・歴史環境基金」より助成を受ける(12月25日)

2009 平成21
■ツシマヤマネコを守る会、対馬やまねこ空港にツシマヤマネコの写真パネルを寄贈
■軽井沢町議会議員対馬視察団に対して、山村会長が事例発表(2月3日、上対馬荘)
■ツシマヤマネコを守る会、朝日新聞社第10回「明日への環境賞」受賞(4月22日)
■ツシマヤマネコを守る会、ソバの種蒔きを実施(8月23日)
■ツシマヤマネコを守る会、ツシマヤマネコ保護区用地として、民有地23,798㎡を取得(10月2日)
■山村会長、雑誌『ソトコト』2009年11月号の「生物多様性を守る10名」のひとりとして紹介される
■ツシマヤマネコを守る会、(財)自然保護助成基金と(社)日本ナショナル・トラスト協会の「平成21年度ナショナル・トラスト活動助成(第5期)」より助成を受ける。ヤマネコ保護区用地として、民有地21,452㎡を取得(12月10日)

2010 平成22
■平成22年度総会開催(5月22日)
■日本生態系協会事務局長、住友信託銀行CSR担当部長等が保護区を視察
■女性人気歌手で、4歳から11年間を対馬で過ごしたMISIAさんが、守る会の活動を紹介
■住友信託銀行、「ナショナル・トラスト活動応援企画」として投資信託「グリーンバランスファンド」をスタート。購入件数に応じて、ツシマヤマネコを含む希少野生生物の生息地の購入に寄付される仕組みを構築(2010.7)
■太田京子著『ツシマヤマネコって知ってる?』(2010年7月31日発行、岩崎書店)に、守る会の取り組みが紹介される(7月31日)
■ツシマヤマネコを守る会、ソバの種蒔きを実施(8月)
■対馬市が「ツシマヤマネコ生息環境再生事業」(国の緊急雇用対策事業)の一環として、保護区の森林整備作業(間伐や歩道の整備等)を開始(2010.10)
■ツシマヤマネコを守る会、(財)自然保護助成基金と(社)日本ナショナル・トラスト協会の「平成22年度ナショナル・トラスト活動助成(第6期)」より助成を受ける(11月30日)

2011 平成23
■対馬市が「ツシマヤマネコ生息環境再生事業」の一環で、保護区の展望所、遊歩道を整備(1月)
■山村会長、「ツシマヤマネコ野生復帰シンポジウム」にパネリストとして登壇。会の活動についてPR(1月23日)
■日本生態系協会会長、事務局長、統括主任研究員がツシマヤマネコ保護区を視察(2月9日)
■日本ナショナル・トラストより保護区に立てる看板が届き設置(4月24日)
■平成23年度定期総会開催(5月21日)
■「動物たちの園」そば捲きを二度の延期後実施(9月3日)

2012 平成24
■対馬市の雇用対策班より、保護区の人工林間伐作業などをして頂く(1月21日〜2月29日)
■平成24年度定期総会開催(5月19日)
■ホームページ リニューアル(6月11日)
■対馬市議会産業建設常任委員会委員6名と市役所職員を保護区へ案内(7月25日)
■「動物たちの園」そば捲きを実施(8月4日)
■山村会長、京都市動物園で開催された「やまねこ博覧会」で講演(11月25日)、ブース展示実施(11月24〜25日)

2013 平成25
■山村会長、沖縄こどもの国で開催の、ツシマヤマネコパネル展 「とらやまの故郷・対馬展」へ参加(2月15日〜16日)
■山村会長、日本ナショナル・トラスト協会「創立20周年記念ナショナル・トラスト全国大会-100年後の日本のために-」にパネリストとして登壇(2月24日)
■保護区内に水飲み場設置(4月10日)
■山村会長、「対馬自然保護官事務所厳原事務室」の開所式に来賓として参加(4月11日)
■京都市動物園で開催の「野生動物学のすすめ」にブース展示実施(4月20日〜21日)
■平成25年度定期総会開催(5月11日)
■「動物たちの園」そば捲きを実施(8月3日)
■山村会長、石原環境大臣が参加の「車座ふるさとトーク」に出席。イノシカ対策を申し入れる(8月28日)
■山村会長、NHK「新日本風土記」の取材を受ける(9月27〜28日)
■京都市動物園で行われた「やまねこ博覧会」へブース出店(10月26〜27日)
■山村会長、FM東京の番組「Honda Smile Mission」の取材を受ける(11月8日)

2014 平成26
■山村会長、厳原で行われた長崎県生物多様性保全戦略の見直し意見交換会に参加(2月13日)
■対馬市市制施行10周年記念式典(峰町)で守る会が表彰される(3月1日)
■京都市動物園で開催の「野生動物学のすすめ」にブース展示実施(4月5日〜6日)
■平成26年度定期総会開催(5月17日)
■猫様まつり(名古屋)にブース出展(6月1日)
■「動物たちの園」そば捲きを実施(8月2日)
■厳原の対馬市交流センターでヤマネコ人形教室開催:会員の居石さんが講師(9月19日)
■第一回田ねこツアー開催 会員4名参加(9月19日〜21日)
■シンポジウム「ツシマヤマネコ保護活動の今」を東京で開催 山村会長、羽根理事が登壇(9月27日)
■トヨタ財団 助成プロジェクト報告会 関係性の中で育まれるコミュニティ ― 地域に開かれた仕事づくりを通じて― (東京)に山村会長が登壇(9月28日)
■京都市動物園で開催された「やまねこ博覧会」にブース出展。紙塑ヤマネコ人形教室:会員の居石さんが講師。
「やまねこ講演会」に楠理事、羽根理事が登壇(10月18〜19日)
■東京都井の頭自然文化園「ヤマネコ祭」にブース出展(11月15〜16日)

2015 平成27
■山村会長、厳原で行われた国指定舟志ノ内鳥獣保護区及び特別保護地区の指定に係わる公聴会に出席(2月12日)
■山村会長、SINRA5月号(3/24発売)に載る
■平成27年度定期総会開催(5月16日)島外より9名の参加。
■神戸市立王子動物園動物科学資料館で開催された「トラヤマとクルウサギを護る」で山村会長と楠理事が講演(7月3日)
■第107回からつ塾で楠理事が講演「命を守り、種(しゅ)つなぐ 生命科学の最前線」~How to make babies in zoo and aquarium~(8月8日)
■第二回田ねこツアー開催 会員4名参加(9月17日〜22日)
■東京都井の頭自然文化園「ヤマネコ祭」にブース出展(10月8〜10日)
■京都市動物園で開催された「やまねこ博覧会」にブース出展。紙塑ヤマネコ人形教室:会員の居石さんが講師。
「ヤマネコから始まる対馬の自然保護」の講演会に楠理事、「やまねこ おはなし会」に羽根理事が登壇(10月17〜18日)

2016 平成28
■「にゃにまる 〜ふくおかねこだらけ〜 Vo.2」会員の居石さんが紙塑人形を出展(1月25日ー30日:ギャラリー京)
■にゃんフェスかごんま に出展(2月20-21日 鹿児島市天文館ベルク広場)
■アソシエイト展 2016 GINZAで会員の居石さんが紙塑人形を出展(3月1-6日:銀座アートホール)
■平成28年度定期総会開催(5月14日)
■横浜弁護士会と井の頭自然文化園ボランティアが来島しセンターで山村会長が講演(7月2日)
■ねこ専へブース出展(7月16-17日:東京都立産業貿易センター台東館)
■第三回田ねこツアー 会員8名参加(9月17-22日)
■京都市動物園やまねこ博覧会でブース出展と羽根理事の講演(10月15-16日)
■井の頭自然文化園ヤマネコ祭にブース出展(10月29ー30日)

2017 平成29
■「にゃにまる 〜ふくおかねこだらけ〜 Vol.3」会員の居石さんが紙塑人形を出展(1月23日ー29日:ギャラリー京)
■ホームページリニューアル(1月29日)
■平成28年度定期総会開催(5月13日)

入会案内

ツシマヤマネコを守る会は、ツシマヤマネコの未来を心配されている皆様の入会を心よりお待ちしております。
入会されると年3回発行の会報「ヤマネコだより」が届きます。
入会をご希望の方は、年会費を下記の口座に振り込んでください。
振込がおわりましたら下記の会員登録をお願いします。

*ヤマネコの写真撮影を目的とした入会はお控え下さい*
*また保護区への案内等は会員様でも守る会では原則として行っておりません*
*なにとぞご理解とご協力をお願いします*

会員登録ページへ(Googleのシステムを使っています)

**振り込む際には、お名前の他にお名前のふりがな、ご住所(ふりがな)をご記入下さい。**
**電信やインターネットバンキングなどでのお振り込みでは、お名前しかわかりませんので、**
**お手数ですがメール(torayama@sky.tcctv.ne.jp)でお名前とご住所をお知らせ下さい。**

年会費は、正会員 3,000円 賛助会員 10,000円(1口)です。

郵便振替をご利用の場合:
■口座番号 01700-9-47072
■加入者名 NPO法人ツシマヤマネコを守る会

他の金融機関をご利用の場合(手数料がかかります):
■銀行名 ゆうちょ銀行
■金融機関コード 9900
■店番 179
■預金種目 当座
■店名 一七九 店(イチナナキユウ店)
■口座番号  0047072
■口座名義 NPO法人ツシマヤマネコを守る会

入金・会員登録を確認次第、事務局より最新の会報を発送します。メールアドレスがわかる方へはメールも差し上げます。
なお、領収証は、郵便振替用紙の「郵便振替払込み金受領書」をもって代えさせていただきます。
いただいた会費は、年3回発行(4,8,12月)の会報の通信費、ツシマヤマネコへの給餌をはじめとする保護活動費として活用させていただきます。
なお、継続される方は宛名シールに書かれている「会○年度納入済み」をご確認の上、会費の振り込みをお願いします。

 

保護活動

給餌活動

 

会では、当初から調査なども兼ね数か所で給餌をしています。この内の一カ所では、平成5年7月より平成18年までに45頭の仔ネコが餌場に来ています。これらは殆ど親離れの時期が近くなってから来ているようですが、殆どが12月くらいから縄張りを求め巣だっていきます。別の給餌場所でも、このように多くはありませんが仔ネコも確認されています。

 

ヤマネコ保護区

夏の保護区

イリオモテヤマネコの棲む、西表島は面積の85%が国有地になりますが、対馬は85%以上が民有地です。植林などは全島にされていることから、国道など以外に公道は勿論、林道や作業道などが必要になります。また西表に比べる人口も多く、産業の少ない島での公共工事は避けて通れません。このためヤマネコにとっての生息地は厳しくなります。
守る会事務局近くの川には、昭和35年ごろまでニホンカワウソが生息していたと聞いていますが、護岸工事などの影響で、繁殖できる場所が無くなり絶滅に追いやられています。このようなことから、ツシマヤマネコが将来にわたり、安心して暮らせる安住の地を確保するため企業などからの支援を受けながら保護区の用地取得も行っています。

白い星で囲っている地域は対馬市の市有地で約70ヘクタールあり、この中に公園や対馬野生生物保護センターがあります。
黄色の星で囲まれた地域は今後の保護区予定地で、現在は虫食い状態で買収を勧めている地域です。
中の白い点線はヤマネコ街道(管理用道路)になりますが、始点から終点まで丁度1キロあります。

水場

25年4月、昔から地元の皆さんが利用していた湧水の出ていた場所を整備し、動物たちの水場を作りました。本来ならば石積みで行うのですが、以前、いなかったイノシシが荒らすため、桧で周囲が壊れないよう頑丈に仕上げました。また、中には野鳥が水を飲んだり水浴びできるよう石も設置しています。

場所は保護区の中央に位置します。早速、動物たちも利用しています。最初に来るのはイノシカではと思っていましたが自動カメラを仕掛けてみるとヤマネコたちでした。

1.子供のころ皆で利用していた水場も、近年は人が行かないため跡形も無くなっていました。ツルハシ、カナテコなど使用し元の水場を掘っているところ。

2.周囲を囲った桧の丸太。

3.早速、水場を利用するヤマネコ

4.こちらはツシマテン

5.野鳥なども。こちらはハシボソガラスの親子。野鳥の水飲み場にヒナがいます。

6.人の休憩所も設置。

 

「動物たちの園」 耕作

以前のように、ヤマネコの餌となる小動物が増えてくれればと、平成15年6月、休耕されていた農地70アールを借りあげ、ソバ作りなどもしています。実った穀物、ソバや大豆などは収穫せず、そのまま小動物の餌に残しています。このため畑ではキジバトなど多くの野鳥も見られます。

巣箱の設置

林業の方にお願いして、320ヘクタールの山林にヤマネコの巣箱なども設置させてもらっています。

 

 

 

普及啓発活動

対馬のお年寄りでさえヤマネコを見た方は少なく、毎年ノラネコなどをヤマネコと勘違した連絡があります。この為に公民館や学校などで、写真やスライドを見せながら保護を伝えています。
会では一人でも多くの仲間を増やし、保護の輪を広げていきたいと思っています。

 

生息状況調査

警戒心の強いヤマネコの姿を確認することは不可能なため、ヤマネコの少ない地域の林道などに入り、糞などを探し痕跡調査もしています。

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