ようこそ、「ツシマヤマネコを守る会」へ
ツシマヤマネコが、1975年後半から減少し特に対馬の半分の面積にあたる南側が厳しくなっています。対馬では一度絶滅させていた猪を飼育し、6町時代に逃がした町や個人がいて大きな被害を被っていますが、これらがヤマネコやカワウソの生息にも多大な影響を及ぼしています。
激減したカワウソやヤマネコが北海道のタンチョウのように島民皆さんが力を合わせ守ってやれば数は増えると思います。特にカワウソの増減は今後の環境次第と思います。島民も生活するうえで公共工事は大事ですが、何処でも開発ではなく、護るべき場所は守ってやらないといけません。会では耕地を借り上げ、ヤマネコの餌が増えればと耕作もしています。保護区の買収もナショナルトラストなどの助成を受けながら取り組んでいるところです。一人でも多くの皆様に賛同をいただき、日本でも対馬だけにしかいない生き物だけにご協力頂けると有難いです。
名 称 NPO法人ツシマヤマネコを守る会
所在地 〒817-1603
長崎県対馬市上県町佐護西里2619番地
TEL 090-3313-2548(事務局)
office@tsushimayamaneko.org
https://tsushimayamaneko.org
設立 平成5(1993)年1月9日※法人格の取得は平成19年(2007)4月
正会員数 358名(2024/3/31現在)
定款 NPO法人ツシマヤマネコを守る会定款(pdf:128KB)
過去5年の貸借対照表
役員(2024.7.16現在)
会長 須川 英之
副会長 羽根 佳雄(事務局長)
理事 吉野 吉廣
理事 永留 浩
理事 瀧本 清次
理事 外平 友佳理
理事 須川 正直
理事 森田 悦朗
監事 糸瀬 平和
監事 赤間 禎二
名誉会員
名誉会長 山村 辰美
会のあゆみ
1993 平成5
■「ツシマヤマネコを守る会」設立(1月9日)
■対馬ヤマネコシンポジウム実行委員会、「対馬ヤマネコシンポジウム」を開催。800名参加。パネルディスカッションに山村会長が登壇(5月16日、上県町町民体育館)
■山村会長、第9回長崎県地域文化賞受賞(11月19日)
1994 平成6
■山村会長、対馬教育事務所にて講演(1月28日)
■山村会長、対馬北警察署にて講演(2月22日)
■長崎県・対馬町総村組合、「ヤマネコアイランド『対馬』のつどい」を開催。山村会長が講演(9月10日:上県町福祉センター、9月11日:厳原中央公民館)にて講演。演題:ツシマヤマネコはなぜ減少したか?
■山村会長、上対馬高等学校にて講演(9月29日)
1995 平成7
■山村会長、「自由の森学園」修学旅行生45名に対して講演(5月30日、上対馬荘)
■ツシマヤマネコを守る会、「ヤマネコだより」発行(8月30日)
1996 平成8
■山村会長、データハウスより『ツシマヤマネコの百科』を出版
■ツシマヤマネコを守る会、首都圏報告会開催(2月10日、アルカディア市ヶ谷)。50名以上参加
■日本弁護士連合会対馬視察団に対して、山村会長が講演(4月20日、上対馬荘)
■日本弁護士連合会第39回人権擁護大会シンポジウムにおいて、山村会長が講演(10月24日、別府市)。同大会にて、「野生生物の保護を求める決議」が行われる
■ヒトと動物の関係学会、公開シンポジウム「野生動物と地域社会の関係~ツシマヤマネコの場合」を開催。山村会長が講演(10月27日、福岡市)
1997 平成9
■ツシマヤマネコを守る会、アムウェイ・ネーチャーセンター第8回「環境と自然保護への助成プログラム」からの助成を受ける
1998 平成10
■ツシマヤマネコを守る会、対馬6町にヤマネコの写真パネルを寄贈(1月14日)
■山村会長、対馬北警察署にて講演(7月21日)
■山村会長、長崎県南高来郡国見町(現雲仙市国見町)にて講演(9月22日)
■ツシマヤマネコを守る会、対馬下島で給餌事業を実施(9月より1年9ヶ月間)
■ツシマヤマネコを守る会、壱岐対馬国定公園指定30周年記念式典において、自然環境保護功労者賞を受賞(11月19日)
1999 平成11
■ツシマヤマネコを守る会、「つしましまおこしシンポジウム」にてヤマネコの写真パネルを出展(3月7日、上対馬公民館)
2000 平成12
■山村会長、対馬小中学校教育研究会にて講演(2月5日、峰町中央公民館)
■ツシマヤマネコを守る会、発信機装着や保護区の件等で環境庁に陳情(2月22日)
■ツシマヤマネコを守る会、生息地等保護区の設置が難航する(2年間中断)中、上県町佐護地区の民有林に所有者の協力(無償)を得て独自の「保護区」(323ha)を設ける(3月~2005年2月)
■ツシマヤマネコを守る会・対馬の自然と文化を守る会、保護区や国有林内にヤマネコの巣箱を設置し、ヤマネコの自然繁殖に試みる(3月12日)。飼育下繁殖事業が進む中、「まず島をヤマネコの住める環境に戻そう」という思いから実施
■ツシマヤマネコを守る会・対馬の自然と文化を守る会、ツシマヤマネコの石像を棹崎公園内に設置(4月27日)。制作は彫刻家の池田英貴氏
■ツシマヤマネコを守る会、「みどりの日」自然環境功労者環境庁長官表彰(保全活動部門)を受賞(4月29日)
■山村会長、平成12年度長崎県福祉事務所ブロック研修会にて講演(10月27日、合同庁舎)
■環境庁・長崎県、「ツシマヤマネコを語る集い」開催。パネルディスカッションに山村会長が登壇(11月3日、上県町そば道場)
■ツシマヤマネコを守る会、ヤマネコのルーツをたどるため、「智異山自然環境生態保存会」と野生動物連合代表・韓尚勲氏と合同で韓国・智異山国立公園で調査を実施。その際、日韓サッカーワールドカップのマスコットとしてヤマネコ採用に向けて協力することを申し合わせる(11月10日)
■山村会長、対馬中学校教育研究会理科部会にて講演(11月29日、久原)
2001 平成13
■山村会長、智異山単独調査(10月17日
■環境省・長崎県・対馬町村会、「日韓ヤマネコシンポジウム」開催。パネルディスカッションに山村会長が登壇(11月24日、上県町公民館)
2003 平成15
■ツシマヤマネコを守る会、上県町飼所の休耕農地70aでツシマヤマネコの餌づくり(畑づくり)を開始(6月)
■山村会長、上県町小学校教育研究会現地講習会にてレクチャー(7月31日)
2004 平成16
■ツシマヤマネコを守る会、到津の森公園でツシマヤマネコ写真展を開催(2~3月)
■環境省・長崎県・対馬市、市民シンポジウム「対馬もヤマネコも-ツシマヤマネコと地域の活性化-」開催。パネルディスカッションに山村会長が登壇(8月22日、対馬グランドホテル)
■ツシマヤマネコを守る会、財団法人日野自動車グリーンファンドより助成を受ける(12月)
2005 平成17
■山村会長、「第34回長崎県国公立幼稚園協会研究大会対馬大会」(主催:長崎県国公立幼稚園協会)にて講演(10月28日、久田小学校体育館)
2006 平成18
■ツシマヤマネコPVA実行委員会、「ツシマヤマネコ保全計画づくり国際ワークショップ」及び市民ワークショップ「対馬もヤマネコも-ツシマヤマネコと共生する地域社会を目指して-」開催。市民代表として山村会長が参加(1月9~11日、美津島文化会館)
2007 平成19
■NPO法人化(4月)
■ロゴマーク募集(7月1日~9月30日)
■ツシマヤマネコを守る会、対馬野生生物保護センター運営協議会より「ツシマヤマネコ保護功労者特別賞」を受賞(8月)
2008 平成20
■山村会長、井の頭自然文化園の「ツシマヤマネコ講演会」にて講演(2月23日、武蔵野市)
■山村会長、「希少野生動物人工繁殖研究会第16回会議」にて、希少動物人工繁殖研究会賞を受賞。「ツシマヤマネコの生息域内保全」と題して受賞講演(7月1日、北九州市)
■山村会長、日本弁護士連合会横浜弁護士会公害・環境問題委員会(弁護士13名)に対してレクチャー(7月5日、対馬野生生物保護センター)
■「里地里山保全再生全国フォーラムin越前」の第2分科会において、山村会長が事例発表(10月11~12日、越前市)
■ツシマヤマネコを守る会、パタゴニア日本支社「環境助成金プログラム」より助成を受ける(10月29日)
■「野生生物保護学会青年部会対馬エクスカーション」において、山村会長が事例発表(11月9日、上対馬荘)
■ツシマヤマネコを守る会、大成建設「自然・歴史環境基金」より助成を受ける(12月25日)
2009 平成21
■ツシマヤマネコを守る会、対馬やまねこ空港にツシマヤマネコの写真パネルを寄贈
■軽井沢町議会議員対馬視察団に対して、山村会長が事例発表(2月3日、上対馬荘)
■ツシマヤマネコを守る会、朝日新聞社第10回「明日への環境賞」受賞(4月22日)
■ツシマヤマネコを守る会、ソバの種蒔きを実施(8月23日)
■ツシマヤマネコを守る会、ツシマヤマネコ保護区用地として、民有地23,798㎡を取得(10月2日)
■山村会長、雑誌『ソトコト』2009年11月号の「生物多様性を守る10名」のひとりとして紹介される
■ツシマヤマネコを守る会、(財)自然保護助成基金と(社)日本ナショナル・トラスト協会の「平成21年度ナショナル・トラスト活動助成(第5期)」より助成を受ける。ヤマネコ保護区用地として、民有地21,452㎡を取得(12月10日)
2010 平成22
■平成22年度総会開催(5月22日)
■日本生態系協会事務局長、住友信託銀行CSR担当部長等が保護区を視察
■女性人気歌手で、4歳から11年間を対馬で過ごしたMISIAさんが、守る会の活動を紹介
■住友信託銀行、「ナショナル・トラスト活動応援企画」として投資信託「グリーンバランスファンド」をスタート。購入件数に応じて、ツシマヤマネコを含む希少野生生物の生息地の購入に寄付される仕組みを構築(2010.7)
■太田京子著『ツシマヤマネコって知ってる?』(2010年7月31日発行、岩崎書店)に、守る会の取り組みが紹介される(7月31日)
■ツシマヤマネコを守る会、ソバの種蒔きを実施(8月)
■対馬市が「ツシマヤマネコ生息環境再生事業」(国の緊急雇用対策事業)の一環として、保護区の森林整備作業(間伐や歩道の整備等)を開始(2010.10)
■ツシマヤマネコを守る会、(財)自然保護助成基金と(社)日本ナショナル・トラスト協会の「平成22年度ナショナル・トラスト活動助成(第6期)」より助成を受ける(11月30日)
2011 平成23
■対馬市が「ツシマヤマネコ生息環境再生事業」の一環で、保護区の展望所、遊歩道を整備(1月)
■山村会長、「ツシマヤマネコ野生復帰シンポジウム」にパネリストとして登壇。会の活動についてPR(1月23日)
■日本生態系協会会長、事務局長、統括主任研究員がツシマヤマネコ保護区を視察(2月9日)
■日本ナショナル・トラストより保護区に立てる看板が届き設置(4月24日)
■平成23年度定期総会開催(5月21日)
■「動物たちの園」そば捲きを二度の延期後実施(9月3日)
2012 平成24
■対馬市の雇用対策班より、保護区の人工林間伐作業などをして頂く(1月21日〜2月29日)
■平成24年度定期総会開催(5月19日)
■ホームページ リニューアル(6月11日)
■対馬市議会産業建設常任委員会委員6名と市役所職員を保護区へ案内(7月25日)
■「動物たちの園」そば捲きを実施(8月4日)
■山村会長、京都市動物園で開催された「やまねこ博覧会」で講演(11月25日)、ブース展示実施(11月24〜25日)
2013 平成25
■山村会長、沖縄こどもの国で開催の、ツシマヤマネコパネル展 「とらやまの故郷・対馬展」へ参加(2月15日〜16日)
■山村会長、日本ナショナル・トラスト協会「創立20周年記念ナショナル・トラスト全国大会-100年後の日本のために-」にパネリストとして登壇(2月24日)
■保護区内に水飲み場設置(4月10日)
■山村会長、「対馬自然保護官事務所厳原事務室」の開所式に来賓として参加(4月11日)
■京都市動物園で開催の「野生動物学のすすめ」にブース展示実施(4月20日〜21日)
■平成25年度定期総会開催(5月11日)
■「動物たちの園」そば捲きを実施(8月3日)
■山村会長、石原環境大臣が参加の「車座ふるさとトーク」に出席。イノシカ対策を申し入れる(8月28日)
■山村会長、NHK「新日本風土記」の取材を受ける(9月27〜28日)
■京都市動物園で行われた「やまねこ博覧会」へブース出店(10月26〜27日)
■山村会長、FM東京の番組「Honda Smile Mission」の取材を受ける(11月8日)
2014 平成26
■山村会長、厳原で行われた長崎県生物多様性保全戦略の見直し意見交換会に参加(2月13日)
■対馬市市制施行10周年記念式典(峰町)で守る会が表彰される(3月1日)
■京都市動物園で開催の「野生動物学のすすめ」にブース展示実施(4月5日〜6日)
■平成26年度定期総会開催(5月17日)
■猫様まつり(名古屋)にブース出展(6月1日)
■「動物たちの園」そば捲きを実施(8月2日)
■厳原の対馬市交流センターでヤマネコ人形教室開催:会員の居石さんが講師(9月19日)
■第一回田ねこツアー開催 会員4名参加(9月19日〜21日)
■シンポジウム「ツシマヤマネコ保護活動の今」を東京で開催 山村会長、羽根理事が登壇(9月27日)
■トヨタ財団 助成プロジェクト報告会 関係性の中で育まれるコミュニティ ― 地域に開かれた仕事づくりを通じて― (東京)に山村会長が登壇(9月28日)
■京都市動物園で開催された「やまねこ博覧会」にブース出展。紙塑ヤマネコ人形教室:会員の居石さんが講師。
「やまねこ講演会」に楠理事、羽根理事が登壇(10月18〜19日)
■東京都井の頭自然文化園「ヤマネコ祭」にブース出展(11月15〜16日)
2015 平成27
■山村会長、厳原で行われた国指定舟志ノ内鳥獣保護区及び特別保護地区の指定に係わる公聴会に出席(2月12日)
■山村会長、SINRA5月号(3/24発売)に載る
■平成27年度定期総会開催(5月16日)島外より9名の参加。
■神戸市立王子動物園動物科学資料館で開催された「トラヤマとクルウサギを護る」で山村会長と楠理事が講演(7月3日)
■第107回からつ塾で楠理事が講演「命を守り、種(しゅ)つなぐ 生命科学の最前線」~How to make babies in zoo and aquarium~(8月8日)
■第二回田ねこツアー開催 会員4名参加(9月17日〜22日)
■東京都井の頭自然文化園「ヤマネコ祭」にブース出展(10月8〜10日)
■京都市動物園で開催された「やまねこ博覧会」にブース出展。紙塑ヤマネコ人形教室:会員の居石さんが講師。
「ヤマネコから始まる対馬の自然保護」の講演会に楠理事、「やまねこ おはなし会」に羽根理事が登壇(10月17〜18日)
2016 平成28
■「にゃにまる 〜ふくおかねこだらけ〜 Vo.2」会員の居石さんが紙塑人形を出展(1月25日ー30日:ギャラリー京)
■にゃんフェスかごんま に出展(2月20-21日 鹿児島市天文館ベルク広場)
■アソシエイト展 2016 GINZAで会員の居石さんが紙塑人形を出展(3月1-6日:銀座アートホール)
■平成28年度定期総会開催(5月14日)
■横浜弁護士会と井の頭自然文化園ボランティアが来島しセンターで山村会長が講演(7月2日)
■ねこ専へブース出展(7月16-17日:東京都立産業貿易センター台東館)
■第三回田ねこツアー 会員8名参加(9月17-22日)
■京都市動物園やまねこ博覧会でブース出展と羽根理事の講演(10月15-16日)
■井の頭自然文化園ヤマネコ祭にブース出展(10月29ー30日)
2017 平成29
■「にゃにまる 〜ふくおかねこだらけ〜 Vol.3」会員の居石さんが紙塑人形を出展(1月23日ー29日:ギャラリー京)
■ホームページリニューアル(1月29日)
■平成29年度定期総会開催(5月13日)
■どうぶつたちの園 大豆作り(6月3日)
■京都市動物園やまねこ博覧会でブース出展と羽根理事の講演(10月14-15日)
■井の頭自然文化園ヤマネコ祭にブース出展(10月28ー29日)
2018 平成30
■平成30年度定期総会開催(5月19日)
■第2回野生動物保全繁殖研究会大会で山村会長が基調講演(7月13日)
■京都市動物園やまねこ博覧会でブース出展(10月20-21日)
■井の頭自然文化園ヤマネコ祭にブース出展(10月27ー28日)
2019 平成31 令和元
■令和元年度定期総会開催(5月18日)
■京都市動物園やまねこ博覧会でブース出展(10月19-20日)
■井の頭自然文化園ヤマネコ祭にブース出展(10月26ー27日)
■カワウソの調査で山村会長と羽根理事が高知に行く(11月27-28日)
2020 令和2
■令和2年度定期総会開催(5月23日)
■京都市動物園やまねこ博覧会でブース出展(10月17-18日)
■井の頭自然文化園にて活動を紹介したタペストリーを掲示(11月5ー30日)
2021 令和3
■令和3年度定期総会開催(5月22日)
■京都市動物園やまねこ博覧会でブース出展
■クラウドファンディング「絶滅危惧種ツシマヤマネコを守り抜くために!保護区を整備し安住の地を」実施(10月1日〜11月19日)
2022 令和4
■クラウドファンディング継続支援「絶滅危惧種ツシマヤマネコを守るために!月々のご支援で安定的な整備を}開始(3月16日)
■令和4年度定期総会開催(5月21日)
■京都市動物園やまねこ博覧会・井の頭自然文化園ヤマネコ祭でブース出展
2023 令和5
■令和5年度定期総会・30周年記念シンポジウム開催(5月13日福岡朝日ビル)
■京都市動物園やまねこ博覧会・井の頭自然文化園ヤマネコ祭でブース出展
2024 令和6
■令和6年度定期総会開催(5月18日)
■山村会長逝去(7月5日)
■須川新会長就任(7月17日)
■山村前会長を名誉会長に推薦(8月9日)